|
「なあ、。」 「何?ユウ。」 「…俺の、傍に、居てくれないか?」 「・・・へ?」 甘えんぼ ユウの部屋に遊びに行って。 本を読んでいた時に、突然言われた。 “俺の、傍に、居てくれないか?” なっ、何恥ずかしい言葉をこの人は言っているんでしょうか! 何時もは、全然そんな事言わないのに。 「…え、ユウ。どうしたの?病気?寝たほうが良いよ!」 「病気なんかじゃ、ねぇよ!」 「え、ちょっと、待って。何。急に。」 「…何となく。」 「…な、何となく、って…! ユウ、急にそんな事言われたらが困るのですが!」 「んで、どうなんだよ。俺の傍に居てくれないのか。どうなのか。 さっさと答えやがれ。」 「え、えー…」 どうしよう。意地悪してみようかな。 駄目か。怒られるか。絶対に。 六幻とかで斬られたりして!うっわー、ありえる。 此処は、正直に言っておこう。 「大丈夫、傍に居るよ!絶対に。」 「…本当、か?」 「うん、まあ…なに。が死んだら…別だけど。」 「死ぬな。」 「む、無理ッ…!わかんないよ、そんな事。」 「死んだら、許さねェ。」 「…え、…あー、でもさ。急に何でそんな事、聞くの?」 「…夢を、見た。」 「うん?夢を見た?何の?」 「お前の夢。」 「えっ。」 「お前が…遠くに、行く夢。」 「…へーえ…」 「だから、だ。 …俺の傍に、居ろよ。」 そういって、ユウがの服の裾をぎゅっ、と握ってきた。 どうして、こんな急に弱気に……。 そんな事を少し思いつつ、ユウに向かって精一杯微笑みながら、言葉を返した。 「うん。傍に居るよ!」 「……なら、良い。」 「…じゃあさ、逆に聞くけど。 ユウはの傍に居てくれる?」 「…と、当然…だ!」 「あはは、ユウ、顔赤いよ?」 「うるせぇっ!」 「顔赤いのに、怒られても、全然怖くありませーん!」 「て、てめぇっ…ッ」 そう言って、ユウは少し怒ったような表情を見せるけれど。 少しずつ顔が赤くなり、終いには俯いてしまった。 うあ、可愛い。 そんな事を思って、少し顔がにやけていると、ユウが「何笑ってんだよ」と訊いて来た。 は其れに「んーん、気にしないで」と言う。 が、ユウはその答えじゃ納得しないらしく「教えろ」としつこく聞いてきた。 「…ユウが、可愛いから。 何だか、甘えてくれるから。嬉しいなあ、って思って。」 「…ッな。…この馬鹿野郎…」 そういって、ユウは又顔を赤くし、俯いた。 可愛くて、甘えん坊な。 私の、大切な、人。 (終わり) キリ番2626番を踏んでくださった風夏様のリクエストで 神田がヒロインに甘える夢、でしたが…。どうでしょうか。 とても頑張らせていただいたのですが、如何せん、甘えるシーンを書くのが最強的に苦手でして…。 本当、期待に沿えなくてすいませんです。 愛は、こめさせていただきましたので! 受け取ってもらえると、幸せです。 それでは、本当に有難う御座いました!! |