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っていうか。言っても来るとは思ってなかったんです。 でも、其処に居る、と言う事自体が嬉しくて。 あー、って、幸せだな、とか思ったり。 体育祭の借り物競争 「殿ォ!頑張るでござるぅぅぅ!!!」 「ッ!一位を、狙え!」 「…な、何で居るの・・・。」 今日は。体育祭です。 ええ、体育祭です。体育祭、万歳ッ! …体育祭、まあ、好き、嫌い?って聞かれたら普通、としか答えないんだけれども。 何で、あの人達が居るんですか。 え、何も言ってないのに、何で。 そんな疑問で頭を抱えていると、色々なクラスの子から、 「あの人、さんの何?兄弟?」やら 「えー、格好良いね!ちゃんの彼氏?」やら 「素敵!ちょっと、何で紹介してくれなかったの!!」やら、 色々といわれています。 …嗚呼、耳が痛いです。 が出る競技は、まだまだ後だし。 あと、何時間も、この集団から逃げ出せられない。 そんな事を思っていた時。 「……ッ、ッ…」 「ん?何?どうしたの?顔色・・・悪いよ?」 「私ッ…、借り物競争、出る筈、だったんだけど…。 お腹、痛いから…、、変わってッ…!」 「え…」 「お願い、一生のお願い、だからぁっ…! う、い、痛ッ…、つ、次、だからね!今やってる競技の次! 2レースの3番コース…ッ!よ、宜しくッ!!」 「え、ちょ、ちょっとー!!?」 そういって、の友達は救護所へと駆けて行った。 …え、、出るの?出なくてはいけないの? …ま、まあ借り物競争、足の速さは関係無いしね! 心の中で自分を元気づけていたら、放送が流れ出した。 『借り物競争に出場の方。 至急、入退場門の前に来てください─…』 「あ、もう何だ…。 まあ、頑張ってみますか。」 そういって、その場を離れて、入退場門の前へと走った。 入退場門の前に来ると、もう借り物競争に出る人々が、並んでいて。 は、早く無いか・・・!? そんな事を少し思いつつ、2番目に走る人の列へと入っていった。 少しして、前の競技が終わり、 アナウンスが入り、は列に従い、走り出した。 自分の前の人の後をつけ、走り。 自分の前の人が、借り物競争を始めたのを、少し見届けてから。 は3コース目に立った。 「っ、殿ー!! 何に出ているのかあまりわからないで御座るが、 頑張ってくだされー!」 「…いや、聞いてただろ? ほら、借り物競争だよ、借り物競争。 …一体何をするのかは、俺も分からねぇけど。」 「おおっ、借り物競争でござるかっ! 頑張ってくだされ、殿ォォォ!!!」 「…あー…。は、恥ずかしい…。 うう、頑張ろう。」 幸村と政宗の応援を背に、 は「いちについて、よーい!」と言う声が聞こえ、発砲音が聞こえた後、走り出した。 …走るの…嫌いなんですが…。 見てるのが、好きなのに。見て「ああ、青春…」とか言ってるのが楽しいのに! そんな事を思い、少し息をきらしながら、の前方にある借り物競争で持ってくる、 借り物が書いてある紙を見た。 「…大切な、人…?」 大切な人。 そう、書かれていた。 ・・・は?何言ってる。 大切な人?大切な人って、何が基準で大切な人なの? 周りから「えっ、好きな人ッ!?」「はあ!?名古屋の城の鯱ォォォ!!?」やら、変な借り物の例が聞こえてくる。 …名古屋の城に飾ってあるしゃちほこ、って…。無理だろう。 少し、混乱しているのかも知れない。 大切な人が一向に思い浮かばない。 どうしよう、どうしよう? そう思っている内に時間は刻々と過ぎて行く。 も、もう、誰ッ!?大切な人、って…!! 「…ッ、あ、そうだ・・・!! 幸村!!政宗さんっ!一緒に走って!!!」 「え?!某が…ッ?良いでござるけれど…!」 「俺も、か。良いぜ。」 が声を張り上げて、政宗達を呼ぶと、 政宗達は少し不思議そうな顔をしながら、観客席からの所へとやってきた。 手を繋ぎ、走り出す。 あああ、一位取らないと友達に面目が立たん! 必死で走るのも空しく、前に居る…多分、好きな人と走っているのであろう、顔が物凄く赤い少女が、 もう後少しの所でゴールに着きそうだ。 「…一位…取りたかった、なー…。」 「一位?一位…。 あいつらより先に、Goal すれば、良いのか?」 「ん。そうだけど…。」 「なら……」 そういって、政宗はを肩に乗せて走り出した。 た、俵持ち…ッ!は、俵なのかっ!! っていうか。早い。早い。ありえないほど早い。 ああ、何かBASARAのOPを思い出すのですが。 あのOPの政宗。非常に早かったもんな…、足。 そんな事を思いつつ、意識が途切れそうになるのを必死で抑えながら。前を見ている。 あっという間に、前に居た人を追い越し、ゴールした。 政宗は「コレで良いのか?」と言い、を肩から下ろした。 おおお、怖かったッ!足が、ガクガクしてる・・・!! 「コレで、良いけど、でもさ。 幸村…は?」 「此処に居るぜ。」 何時の間に居たのか分からなかったが、幸村が政宗の横に少し苦笑しながら立っていた。 「何時の間に…?」 「某、政宗殿の足の速さに追いつきながら走っていたのでござる。 殿の目からは某が居たところは、きっと死角で有ったのでござるな。」 「うあ、ごめん…!」 「何で謝るでござる? それよりも、某は殿が心配でござる。大丈夫でござるか?」 「うん、大丈夫だよ。」 「」 「某、殿が落ちたらどうしようか、と不安だったでござるー!」 「うーん、も落ちそうで怖かったー…。」 「」 「でも、落ちなくて良かったでござる! 殿に怪我が無くて…、本当に良かったでござる!」 「幸村、心配有難うッ!」 「…なんだ、俺は無視か? へーえ、良い度胸してるな、」 「え、あ。ま、政宗さ…って、痛ーーーッ!!?」 政宗の方を見ると、少し怒っているようで。 の両頬をつねり、伸ばした。 いっ、痛い!有り得ないぐらい、痛い! っていうか、コレやられるの、3回目なんですが!! あああ、もう、が悪いのか!?そうなのか。 「ごめんなひゃい、ごめんなひゃいッ!(ごめんなさい、ごめんなさいッ!)」 「Ah…?日本語喋れ。」 「いひゃっ、おおおう、いひゃいィィィ!!(いたっ、おおおう、いたいィィィ!!)」 「謝れ。」 「っ、ご、ごめ・・・ッ!」 「聞こえない」 「ごめんなさいィィィ!!!」 がそう言うと、政宗は掴んでいた頬をぱっ、と放した。 くっそう、痛い!いつか、何時か本当に仕返ししてやるっ! 政宗の顔の額に油性ペンで“肉”って書いてやる…ッ!! …駄目だ、そんな事したら絶対に殺される。…ような気がする。 …あかん!まだ死んではいけない、自分! まだまだ、する事が有るんだ、そうだよ、! 儚い命を此処で枯らすな、! 「…お前、頬凄い赤いぞ。」 「政宗さんのせい、でしょうが…ッ!」 「Ha?俺のせい、何でだよ。 お前のした事、自業自得、って言うんだぜ?」 「ひ、酷いー!! このサド!悪魔ぁぁぁっ!!」 「あ?何て?」 「ごめんなさいすいません何もございません、政宗様はとても優しく、格好良いお方でございます。」 「……。」 「マジごめんなさい、本当にごめんなさい。」 「……、いや、もう、良い。 ってか、お前、恥ずかしくないのか?」 「え…」 「すっげぇ数の視線が、お前に集中してるぞ。」 「……もう、嫌だーーー!!!」 少し泣きそうになった。 涙の数だけ、強くなれるのだろうか。どうなの? もう何だか訳がわからなくなってきた。アハハ。 ちなみに、体育祭の後、先生にすっごい怒られました。 …なんで、が……。 まあ、一応、政宗も政宗なりに、を少し不憫に感じたのか、 の好きな物を夕飯で作ってくれた。 「美味しい」と言うと、政宗は「本当か?」と言いつつ、少し嬉しそうな顔をしていた。 ああ、もうその笑顔で許す!許してあげるよ!! 政宗が、政宗が、格好良い笑顔が…ッ!!もう、駄目だ。。 っていうか、何で学校にいたのだろうか。 その事を、幸村に聞いたら、幸村は至極嬉しそうな笑顔で、 「だって、殿!この紙を置いていったでござるから!」 そういって、プリントをに手渡してきた。 そのプリントは、保護者などに体育祭がある事を知らせるプリントで。 …ぬかった!! にこにこ、と言う擬音が付きそうなほど、笑顔な幸村を見て。 一人、ため息を漏らした。 けど。 きてくれた事自体、とても嬉しかったので、 小さな、声で「ありがとう」と、一言だけ、言っておいた。 その声が聞こえたのか、幸村は少し恥じらいながら、笑顔を見せた。 ああ、幸せだなあ。 そう、思った。 (終わり。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 連載に入れよう、と思ったけれど、止めました。 だって、何か…ね!色々と!ね! 何これ。伊達夢か。伊達男夢なのか。違うだろう! ああ、もう怒った伊達が書きたいッ!! っていうか、体育祭の後に書いてる自分。どうなの。 足痛い。ありえん。腰も痛い。 友達がアスカガ、アスカガ!やらカクさん!カクさぁぁぁん!やら、(私が)ペ様!、ペさまぁぁぁぁ!って、 自分の好きな事はなしてた事しか頭に残ってません。 ああ、伊達と佐助が仲良くしているのが書きたい! おかん佐助が書きたい! いや、寧ろ 学園BASARAが書きたいッ…!!! それではでは。 2005.9.9 |